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[ニュース]

ISO-9001認証取得・RSPOメンバーシップへの加盟・HALAL(ハラル)認証取得

2021年1月26日

ISO -9001認証の取得(2020年11月取得)

ISO(International Organization for Standardization)は、「国際標準化機構」というスイス・ジュネーブに本部を置く非営利法人です。
国際標準化機構とは、様々な世界の標準(ISO規格)を定める団体であり、日本を含む世界162カ国がISO機構に加盟しています。

ISO公式ウェブサイト(英語):https://www.iso.org

様々なISO規格の中でもISO–9001は、QMS(Quality Management System)とも呼ばれる「品質管理に関する規格」です。
弊社工場は、2020年11月に半年間の審査を経て、このISO–9001の品質管理規格の認証を取得いたしました。
原材料の受け入れから、製造、出荷、お客様のお手元に届きお使いになるまでの全ての工程、過程を厳しい品質規格をもとに管理しております。
これからも、お客様に安心してお使いいただけるように日々品質向上に努めてまいります。


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RSPOメンバーシップへの加盟(2020年12月加盟)

RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil、持続可能なパーム油のための円卓会議)とは、世界自然保護基金(WWF)を含む関係団体が中心となり、2004年に設立された国際非営利組織です。

持続可能なパーム油の生産と利用を促進することを目的としているこの団体は、日本を含む世界のパーム油の生産業、搾油・貿易業、消費者製品製造業(弊社所属)、小売業、環境NPOなど、7つのステークホルダーによって構成されています。

RSPO 公式ウェブサイト(英語):https://rspo.org

パーム油は、西アフリカ原産のアブラヤシの果実から得られる植物油です。
カップ麺、お菓子、パンなどの加工食品や、化粧品、パーソナルケア用品、洗剤、医薬品などの消費生活用製品からバイオ燃料に至るまで幅広く利用されています。
日本のパーム油消費量は、年間80.5万トン(2019年推計値)と、世界第17位ですが、年々増加傾向にあります。

パーム油のためのアブラヤシ農園開発による熱帯林破壊や、最大生産国であるインドネシア、マレーシアなどの地域住民や農園労働者の人権問題など、様々の問題が取り沙汰されている中、“パーム油をやめて他の植物油脂に切り替えるべき”という意見も出ています。
世界で利用される植物油脂の中で最大の生産量となったパーム油を、部分的に大豆油や菜種油などの代替油脂に切り替える動きもありますが、持続可能である保証はまだありません。
現に南米では大豆プランテーション開発においてパーム油同様の問題を抱えており、持続可能な大豆の認証制度(RTRS)が設立されています。

問題は、パーム油自体ではなく、栽培方法にあります。
弊社は、RSPOの一員として、持続可能なパーム油を調達するため、RSPOと協力しながら様々な問題に取り組んでまいります。


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HALAL(ハラル)認証の取得(2020年1月取得)

HALAL(ハラル)認証は、イスラム教の戒律に則って調理・製造された製品であることを示す認証です。
弊社製品を販売しておりますインドネシア、マレーシアはイスラム教徒(ムスリム)が大半を占める国であります。
原材料の受け入れから、製造、保管、出荷まで、インドネシアハラル認証機関である「MUI(インドネシア イスラム学者評議会)」の標準に合わせた「ムスリムにも安心・安全な製品」を製造、販売しております。

ハラル・ジャパン協会(日本語):https://jhba.jp/halal/certification/



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